●第7回定期演奏会曲目

 当団7回目の定期演奏会の曲目を少し紹介します。
 曲の説明だけではなく、EMならではのオリジナル要素や、練習の時の苦労話なども書いていきますので、よくチェックしておいてくださいね!

プスタ ~4つのジプシー・ダンス~

8/9新規
作曲:J・ヴァン=デル=ロースト

 4つの楽章からなるこの曲は、ジプシー独特の暗くも情熱的な音階により情緒あふれる作品です。
 EMでは楽章分けされた組曲はほとんどやらないのですが、この曲は規模があまり大きくないので挑戦してみました。 当然ながら編成は足りないので、みんなの休みの部分はほとんど無くなってしまいました。 1部の最後を締めくくるこの曲、各楽章の「味」を出していけるよう頑張ります!

アラジン
(ディズニー映画「アラジン」より)

8/9新規
編曲:P・ジェニングス

指揮者:あー、アラジンてあの青い人?
団員A:それはジーニーだよ。
 というわけで、EMは木管楽器奏者が少なく、今回の演奏会ではクラリネット2人とテナーサックス1人の3人しかいません。 吹奏楽曲ではアルトサックスやフルートの活躍が多く、このパートの部分を他の楽器でカバーする必要があります。 このアラジンも「ホール・ニュー・ワールド」ではアルトサックスのソロがあるのですが、 EMではホルンが担当することになりました。でも、とてもよく仕上がっていますのでご期待くださいね!

トリビュート・トゥ・
カウント・ベイシー・オーケストラ

8/9新規
編曲:真島俊夫

 グレン・ミラーやベニー・グッドマンと並んでスウィング・ジャズで有名なカウント・ベイシーの曲から4曲のメドレーを演奏します。
 前半はテンポ260というものすごいスピードで演奏をします。テンポ260というのは、時計の秒針(テンポ60)の4倍以上といえば その速さがお分かりいただけると思います。奏者がほんの少しぼーっとなっている間にどんどん先に進んでいってしまいます。
  ・・・と、必死なのは練習まで。もちろん本番は眉をしかめずにサラっとお届けいたします。

ふるさと

8/9新規
作曲:山村康一

 今年も指揮者作曲による曲を"世界初演"でお送りいたします。まあ、世界初演が実質最後となる可能性大ですが。
 今回は「故郷」がテーマです。人それぞれ故郷があると思いますが、どんな思い出がありますか? 懐かしいというか、小っ恥ずかしいというか、暖かいというか。具体的な言葉で表せない「故郷」を音楽で表現してみました。 心静かに「故郷」を思い出しながら聴いてみてください。

ハリウッド万歳

作曲:リチャード・A・ホワイティング
編曲:岩井直溥

 『世界まる見え!テレビ特捜部』でおなじみのこの曲は、一度は耳にしたことがあるでしょう。 今回の演奏会は、世界一周旅行がテーマなのですが、そのオープニングにふさわしいこの曲をお送りいたします。
 転調が苦手な団員が多いのですが、転調の多いこの曲もヒーヒー言いながら頑張って練習しています。 でも、本番ではそんな苦労などみじんも感じさせないよう、頑張ります!

フレンチ・ポップス

編曲:山村康一

 フレンチポップスはCMでよく使われるので、結構耳にする機会が多いと思います。 数ある曲の中から、今回は「あなたのとりこ」「夢見るシャンソン人形」「恋はみずいろ」「オー・シャンゼリゼ」の4曲を、 EMオリジナル編曲でお送りいたします。
 指揮者の勝手な解釈により、某ゲーム音楽も入っていますが、曲がわかっても心の中で笑ってやってください。

歌劇「アイーダ」より 「凱旋行進曲」

作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
編曲:山村康一

 サッカーワールドカップのおかげですっかりおなじみとなりましたこの曲は、ヴェルディが作曲したオペラの劇中歌です。 ワールドカップをはじめ、CMでもよく聴きますね。オペラでは、エチオピア軍に勝利したエジプト軍の将軍ラダメスが、軍勢を率いて凱旋する場面で使用されています。
 弦楽器の速い指回しを管楽器で行うため、なかなか奏者には負担の大きな曲ですが、 少人数編成とは思えない、迫力ある演奏を目指して猛練習中です。 特に、弦の細かなパッセージを担当するトロンボーン・ユーフォニアムに注目です!

マンボのビート

作曲:ペレス・プラード
編曲:山村康一

 マンボの王様として数々のマンボをヒットさせたペレス・プラード。彼の曲からマンボのビートをお送りします。 この曲は、フジテレビの『ライオンのごきげんよう』のテーマソングとして使われていたので、耳にしたことがあると思います。
 マンボには掛け声が入っているものが多いのですが、今回は司会者が担当します。 掛け声のタイミングはすこし難しいのですが、上手く奏者を煽ることができるでしょうか。こうご期待!